読書マラソン『クルーグマンマクロ経済学』(池田)
やっと翻訳され今年の三月に出版されたクルーグマン著のマクロ経済学テキスト。
他数あるマクロ経済学テキストと何が違うのかというと、第一は面白さ。 これが教科書かと思えないくらい面白い。寄り道、や、経済学を使ってみよう、ではその章で学んでいることを現実の話を使って説明する。そこで、理論が無意味でないこと、どんなことを経済で説明できるか、などが解説されている。
第二は簡単であること。さすがに経済学のテキストなので、数学的記述は外せないのであるけれども、本テキストでは数学は一切用いず算数で経済を理解できる。数学を忌避する人にはもってこいではないのでしょうか。
第三に親切であること。各章の中にも確認問題があるし、章末にもその章をきちんと学習したかの復習問題が載せられている。もちろん、回答も巻末に載っているし解説も丁寧なので安心。章末の要約も復習には役に立ちます。
以上三つを兼ね備えた本なのですが、難点を言えば本のサイズが大きく(B4サイズ)、分厚いこと。紙質は良いほうだからその上更に重たい。 あと、海外の入門テキストは概してそうですが、説明が諄い。本当に0から経済を教えようとしている感じ。
ですが、読む価値は大いにあります。ぜひご一読どころかご熟読ください。
- 投稿者
- 池田
- 投稿日
- 2009-06-04 (木)
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