読書マラソン『アメリカ行政の理論と実践』(kobayashi)

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著者

同志社大学政策学部の今里先生の著作。

アメリカ行政学が専門で、過去にフルブライト奨学生として米国留学も果たすなどかなりのエリート、そして2003年には九州大学教授の職を辞して、福岡知事選に出馬するなど話のタネには困らない先生。

講義を受けた限りでは全く凄さを感じないのが面白いところ。

それはともかくこの本のレビューを。

中身はアメリカ行政学説史を検討する論文、数人の大統領を取り上げての大統領府の活用方法を比較したケーススタディ論文などから成る。それぞれの論文には詳細なレファレンスがついており、よく調べられているなぁと思わさせられる。

ただ結局のところ、記述的で事実の紹介に偏っているので、興味のない人には苦痛以外の何物でもないのは明らか。

行政学に興味のある人も真っ先に読むべき本ではない。 アメリカ外交史に関心のある人にはケーススタディ論文は有用になるかと。