読書マラソン『ノルウェイの森』(ヨシロー)

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著者

死とは生の対局にあるものではなく、生の一部である。

主人公のワタナベをはじめ、恋人の直子、直子の同居人レイコなどの登場人物は皆心の中に闇の部分を抱えている。ワタナベは親友のキズキを17歳の時に失う。キズキは自殺だった。そのキズキの幼馴染であり、恋人だった直子にワタナベは恋をした。しかし、忍び寄るキズキの死は直子の人生を狂わせる。そして、主人公も死をめぐる様々な状況から情動深い体験を重ねる。そうした中で物語は進み、そして衝撃のラストが・・・。

普段の人づきあいからは隠れている部分、死というもの、闇の部分、トラウマ、・・・そういったもの改めて意識する一冊である。孤独にひとはどのように向き合うのか。