読書マラソン『『自民党政治の終わり』(ちくま新書、2008年)』(kobayashi)

オススメ度:★★★☆☆

対象:従来の自民党の組織、政治手法の性格を知りたい人、 日本政治を一通り勉強した人で自民党についての知識を整理したい人。

自民党政治を「自民党システム」という概念で特徴付け、その性格と変遷、崩壊の過程を描く。冒頭の二章で小沢一郎、小泉純一郎の二人の政治家の行動を追いながら、読者に自民党システムの性格を大まかに掴ませるいわゆる導入章が設けられているので読みやすい。個人的には、自民党システムを支えた歴史的背景を江戸時代にまで遡り分析した第4章が興味深った。