「知らず知らずに当たり前だと思われていることも実は仮説に過ぎない」、ということを自然科学を題材にして書かれています。
しかしそれ以上に本書は自然科学と科学科学史の面白さを知ることのできる本です。字が大きく、文体も読みやすいので「文系だからちょっと科学史とかはちょっと・・・」なんていう人向けの一冊。
できるだけ早い時期に読んでおきたかったと感じる本でした。読書の良さや魅力を語ることで、読者に「本が読みたい!」という気持ちにさせてくれます。文体や章毎の間にある大きな余白などからも著者の読者への配慮が感じられますね。
著者は日本人の態度が<対話>を抑圧していることを批判していますが、自分の態度を批判されているかのようでした。
会話でもディべイティングでもない<対話>。ここは<対話>可能な場所ですが、みせかけの<対話>になっていないかを考えさせられます。
とある授業を受けていたので前半はかなりスラスラ読むことができました。
レヴィ=ストロースだけではなく、ソシュールやポスト構造主義についても説明されているのでお得な一冊ですね。まだ「構造主義って何?」と聞かれても説明できる自信はありませんが・・・。
受験勉強中に現代文でこの文章の冒頭が問題として出されて以来、いつか読みたいと思っていた本。
しかし、長く期待をかけすぎたためか期待していたほどには楽しめなかった。ひとりひとりの登場人物はそれぞれが人間臭くて好感触です。
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