ニコルソン、バーリン、E.H.カーなど、19世紀後半~第二次大戦前後までに大英帝国を支えた外交官たちを描くエッセイ集。細谷の作品の魅力は、圧倒的な史料渉猟と堅実な叙述、豊富な教養や新鮮な視点など数多いが、最大のそれは何と言っても文章にある。行間に老練な外交哲学を滲ませた文章は、読者を外交史の虜にするに違いない。
歴史は好きだけど実用的じゃないと考えている人、歴史を学ぶことに何の意義があるのだろうと疑問に思っている人、是非一読をお勧めします。歴史認識論争で左右の論者が立っている位置が実は一緒だったと言う指摘はなかなか面白いです。
オーラル・ヒストリーとは政治家や官僚といった人々へのインタビューを通じ、通常ではなかなか伝わることのない生きた歴史を記録する試みである。この本ではその手法を紹介するとともに、実際に筆者がこれを通じて見た「戦後史」が書かれており、その意味からもおもしろい一冊である。
近代日本では為政者や国民はどのようにして戦争を受け入れたのか。その論理の変遷を征韓論の時期から日中戦争・太平洋戦争に至るまで順を追って検証しており、初学者にも全体像が捉えやすい。タイトルにもあるように講義形式の口語体で書かれている。
初版は1966年とかなり古いが、いまだに本書が示す視点、問題意識は色あせてはいない。著者の主張のように日本の近代外交を一方的なドグマや陳腐な説明に満足することなく自らの力で明治百年の足跡を考えてみたい人に必読の一書。
本書はユダヤ人の心理学者である著者の強制収用所での体験記である。「人間とは何か」「生きるとは何か」この切実な問いに対し、極限状態に垣間見える剥き出しの人間性を分析してきた著者の思索は読者である私たちの心の深淵にまで浸透する。
メニュー
活動紹介と年暦
活動レポート
読書のススメ
そのほか
最近の記事
- 読書マラソン『景気ってなんだろう』(IKEDA)
- 夏、読書マラソン(会員2)
- death list(kobayashi)
- 講演会のお知らせ(kobayashi)
- 新入生の皆様へ(早瀬)
- 全国まちづくりフォーラムin京田辺(なかにし)
- 近況報告(政治学研究会)
- 読書マラソン『ダメな議論』(池田)
- 読書マラソン『危険な幻想 中国が民主化しなかったら世界はどうなる?』(kobayashi)
- あけまして(名古屋)
- 12/13(kobayashi)
- 12/13 近況(kobayashi)
過去ログ
書籍検索
ウェブフィード
当サイトの更新情報がご確認いただけます
